最近は海外のスーパーでも「Panko Breadcrumbs」と書かれ棚に置かれている事も珍しくなくなりました。もともと海外で使われるパン粉はキメの細かいものが主流だが、Pankoとして販売されているもは、粗目のもの。
日本では細目は串揚げなどに良く使われますが、火が通りやすいのが特徴、中目はコロッケなどに使われたり、ハンバーグのつなぎとしても使われます。 粗目はとんかつで使用される事が多いですね。
さて、ここイギリスでも国内で売っているものの原材料は、
Wheat Flour, Yeast, Salt (小麦粉、イースト、塩)のみ
のシンプルなものが多いのですが、
日本からのものは、小麦粉、ぶどう糖、イースト、食塩、ショートニング、イーストフード、ビタミンC.など多くの原材料が使われます。
僕は、いつも自分でパンを焼いて、そこからパン粉を作っていますが、今回、今更恥ずかしい事ですが、発見がありましたので、シェア致します。 俺のとんかつは本当に美味しいのですが、揚げ上がりが輝くゴールデンカラーではなく、どちらかと言うとパンの耳みたいにちょっと濃い茶色になってしまうのが今までの課題でした。
揚げ温度なども変えたり、試行錯誤しておりましたが、今回やっとその違いが分かりました。
上にあげた市販されているパン粉の原材料を見れば分かる事なんですが、通常パンには入れる砂糖が入ってません。 パンに砂糖を入れる事で、糖分がいい焼き色になるのです。 僕のパン粉も砂糖が入ったパンを使用していたので、いつも仕上がりがちょっと黒ずんでいた事が分かりました。
次回は、砂糖なしのパンを焼いて最高の俺のとんかつを目指してがんばります。 今夜もお付き合い頂き、ありがとうございました。