【食育5「細菌」と「ウイルス」】

もともと僕の専門職は、食品なので今夜は食の安全について。

food safety
Image by Arturs Budkevics from Pixabay

できましたら、応援のクリックよろしくお願いいたします。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓

食の安全について

食中毒を引き起こす主な原因は、「細菌」と「ウイルス」です。 

細菌は食べ物の中で増殖して、人間がそれを食べて食中毒となりますが、ウイルス性の場合は、食品と一緒に体内に潜り込み、ウイルスは体内で増殖して食中毒を引き起こします

ウイルスが食べ物や、ものに付着していても、そこでの繁殖はありません。 ウイルスは体内に入って初めて増殖できるのです。

まんがで簡単にわかる! 日本人だけが知らない汚染食品~医者が教える食卓のこわい真実
↓↓↓↓↓

日本人の2人に一人ががんに罹る時代、その他にもアトピー皮膚炎などを筆頭にアレルギー、糖尿病など生活習慣病が激増しています。
他にもほんの数十年前には見られなかった子どもの発達障害や自閉症も毎年増えているのが日本の現状です。これが日常の食事のせいだとしたら………………

自然界にはたくさんの細菌がいますが、食中毒になる原因って、日本でも海外でも一緒なんですよ。
主な原因は:

  • カンピロバクター
  • サルモネラ属菌
  • ブドウ球菌
  • ウエルシュ菌などです

これらは、動物の腸内、人の皮膚など普段からいる細菌で、正しい食品準備をしないと食品に混入する事になります。

復習になりますが、3つの危険

1.生物的: 細菌、ウイルス、寄生虫など

2.化学的: 毒(ふぐ、きのこなど)、カビ、環境汚染(水銀、ダイオキシンなど)、残留農薬、アレルギー

3.異物

詳しくは、こちら。 ↓↓↓↓


日本ではナマで食べる文化があり、多くの人はすでに菌に対する抗体があったりするので大事に至りませんが、これらはすべて加熱処理すれば問題ありません。 

僕のインスタ画像を見れば、僕が作るものは殆どが過熱したものだという事が分かると思います。ただし、フグやキノコのような自然毒の場合は、加熱では無毒化できませんので、誤って食べないように。

食中毒を防ぐには、細菌の場合、

細菌を食べものに付着させない。(手洗いの徹底)

付着した細菌を増やさない。(温度、環境管理)

付着した細菌をやっつける。(加熱による調理、また器具、お皿、備品の衛生管理)

が大事です。

細菌は、温度 5度~65度は特に繁殖しやすい温度帯なので、残り物などは素早く冷蔵庫に入れて、温度を下げる等の対策が必要です。 細菌対策は、とにかく、温度、食べる時は加熱

緊急事態宣言中で、おうちで過ごす事が多い中、ご自身での調理も増えると思いますので、正しい知識で安全で楽しい食卓を。

ほんとうの「食の安全」を考える 本:

食品添加物は危険なのか?残留農薬の基準値超過で回収・廃棄の対応は世界の常識なのか?ビタミンでがんの予防ができるのか?オーガニックは優れているのか?巷にあふれる食をめぐるさまざまな情報。どの情報が信頼に足るものなのだろうか?メタミドホス、マラカイトグリーン、トランス脂肪酸、メラミンなどの実際の事例も参照しながら、残留農薬の基準値の設定の仕方やその値の意味、発がん物質のリスク評価の方法を紹介していく。食品の安全情報を複眼的にとらえた、目から鱗が落ちる一冊。

 

今夜もお付き合い頂き、ありがとうございました