ブレクジット後に起きている現実、

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本日の新聞の記事から。

Brexit: ‘I was asked to pay an extra £82 for my £200 coat’

https://www.bbc.co.uk/news/business-55734277

2020年12月30日 23時をもって英国はEUを離脱した。 これは、EU側EU本部ブリュッセルの1月1日0時に合わせてた時間だ。 イギリス人でない僕には到底理解できない結論を、イギリス人は選択した訳だが、日々、その新しいひづみが浮き彫りとなってきている。

今日のBBCに書かれていた上の記事だが、オンラインショッピングのセールで購入した、EU側から届く商品についての高額な税金と手数料についてだ。 

一つ目の買い物では、£180 order (2万5千円)使って、関税、消費財、手数料で、£58 (8千円)かかり、 2つ目の買い物では、£200 (2万8千円)のコートを購入し、£82 (1万2千円)の手数料だ。

EUの基本理念は「人・物・資本・サービスの移動の自由」

この4つの自由を英国は12月31日23時から失った訳だ。 今までは、安くて品質の良いものが、大陸側のEU諸国から購入できたが、これからは高い国内品を購入するか、高い手数料を払って外国品を購入するか、国民にとってはどちらもハッピーではない選択肢のみが残された。

多くの国民は、これら日常にどっぷりつかっていた便利さが、失われる事をしっかりと認識した上で国民投票していないので、現在のコロナ禍と重なり、厳しい生活を続ける事となる。

EUから物を買ったり、もらったりした場合にかかる経費

▶£39 (5千5百円)以上の物品には、消費税20%が課税される
▶£135 (1万9千円)以上の物品には、関税(0% から 25%)、消費税20%が課税される

さらに、
Royal Mailはサービスチャージ£8、DHLは申告額の2.5%(最低£11~)、TNTは£4.31を加算する事を発表している。

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そして、今、直近の問題はやはり治安の悪化だろう。 僕も先日、アパートの敷地内に停めていた車のパーツを盗まれたが、最近ではコロナに乗っかったコロナ詐欺も多発している。 

イギリスの国営医療サービスの職員だと嘘をついて「個人のお金をだまし取るのみならず、人命を危険にさらしている」詐欺や、政府機関を騙る新型コロナ補助金詐欺が多発している。

皆さまに置かれましては、くれぐれもお気を付け下さい。

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